それ、僕が図解します。

世の中のビジネスモデルやいろんなものの複雑な仕組みを、できるだけわかりやすく説明してみたいと思います。主な話題はネットビジネス、不動産、オタクネタ、時事ネタなど。中途半端な説明や、図を使ってないものもあるかもしれませんが、温かい気持ちでお許しください。

teamLab Jungleに行ってきました

 図解ありません。

 いま、メディアアートの世界で一番動員ができるteam★Labの新しい作品「teamLab Jungle」を見に行ってきました。

 

musicfes.team-lab.net

 

 壁面に、196個のムービングライトがついてます。

f:id:rick08:20170103002040p:plain

 こういうやつ。コンサートとかで使われるものです。実際についているのはこれではありません。もっと光量のあるやつだと思います。(画像はAmazonからお借りしました)

 これが、四方の壁一面に196個(数えた)取り付けられ、音楽や、お客さんの反応に合わせて、いろんな演出に動くわけです。

www.youtube.com

 ライトを動かしていろんな演出効果を作ることそのものは、ライブやコンサートで何年も前から実施されていることで、技術的に特に新しいものではありません。また、動く人やモノに反応して、演出が変化するのも、teamLabがこれまでにやってきたことなので、特に目新しいものではないです。

www.youtube.com

 例えばこれ、人の手が光の筋に当たると、和音が鳴ります。

 で、今回、何がすごかったのかというと、物量です。

 とりあえず、壁面と天井合わせて250以上のライトが連動します。人やモノの動きを見るためのセンサーも壁中についてるはず。これらを制御するプログラムを書くだけでも結構めんどくさそう。というか、壁にライトを取り付けて配線することだけでももうめんどくさい。

 で、時間。昼の部(昼フェス)で1公演40分、夜の部(夜フェス)だと1公演70分ということで、そんだけの演出を考えて仕込まなければなりません。

 当たり前ですが、演出をつけ、調整するにはその何十倍の時間が掛かるはずです。

 多分、超効率的に、制御、演出するツールを開発してるのだろうと思いますが、その開発そのものがめんどくさいです。

 結局、アートってめんどくさいことをどんだけやりきるか、ということなんだなあ、と。

 

 で、その結果、得られる体験、というのがここでしか出来ない体験です。なんというか、光と一緒に自分がふわっと浮き上がるようなそんな感じがありました。まあ、あんまり詳しく説明するより、実際に体験するのがいいと思います。こういうものは。ちなみに、大阪ということであんまり動員ないんじゃないかなあと勝手に不安に思っていたのですが、すでに売り切れている回もあるようで、中々な評判のようです。

 あと、人が多すぎるからなのか、「奏でるトランポリン」は出てきませんでした。 ぴちょんくんは出てきました。

 

 僕が行ったのは昼フェスですが、夜フェスのほうが本編のようです。今回行けなくて残念。またどっかで開催されることを期待したいと思います。