ありがたいことに、年に何件か、「◯◯◯◯に入社したいんだけど、紹介してもらえませんか?」という相談をいただきます。とはいっても、僕がどこかにコネ枠など持つべくもないので、ご紹介できるとしても普通のOB訪問ぐらいなのですが、行く前にいろいろ話すことにしてます。こないだも相談受けて、OB訪問についていろいろ考えたので、まとめてみました。IT系の相談が多いので多少偏りあるかもしれません。
- 会社によってエントリー方法が全然異なる。社員からの紹介で人事に会えるところもあれば、そうでないところもある。
- ただ、感覚的には、仮に社員に会っても「応募はウェブからやってね」となるのがほとんど。
- とはいえ、普通にエントリーしたら人気企業は学歴で足切りになる可能性もあるので、社員からの紹介で人事にES見てもらえる可能性が高まるのなら、紹介してもらった方がいい。
- IT系の会社は男女関係なく、出世してリーダーシップ取れる人間を求めてる。あんまり事務系は求めてない。
- 営業職であってもリーダーシップは求められる。クリエティブか、プロデューサーか営業か管理系か、どれをやりたいのかしっかり絞った方がいい。ただし、エンジニアはなんか作った経験ないとキツイ。
- なので社員に会った時には、どういうキャリアプランを自分が考えているのかを伝えて、それがその会社と合うのかどうかをしっかり聞き出し、ESの内容にしっかり落とすための材料作りを目的にした方がいい。
- つまり、自分のキャリアプランを自分なりにきっちり考えることが何より最初にやるべきことだ。最初に聞かれる質問は「で、君何やりたいの?」だ。社会人もヒマではない。これには具体的で明快に答えられるようにしてほしい。
- とはいえ、最初からキャリアプランを具体的に持ってる人は少ない。いろんな人に自分がやりたいことを伝えていく中で、新たな発見があることもある。
- だから、いきなり本命の会社に行くと、後日「あのときこう言えばよかったー」と後悔するので、自分のキャリアプランを考えた後、まずはできるだけいろんな社会人にそれを話したほうがいい。「IT系」とか決め打ちする必要は全然ない。
- 社会人に会った時、君がするべき質問は、相手が自分にしてくる質問と全く同じだ。「御社は何がやりたいんですか」だ。分かるまで聞けばいいと思う。まあ、ほとんどは採用のページに書いてあるんだけどね。
- 「質問力」みたいなのを磨いていった方がいい。身近な社会人にロープレの相手になってもらうとか。
- もし、自分がトップになってゴリゴリ回していくようなタイプではなく、細かいことをきっちりやっていくタイプの人なのであれば、管理系もありだと思う。そういうひとも組織では重要。
- 見栄えがいい女の子は管理系なら、広報&人事で求めてる。企業側は絶対言わないけど、カワイイ女の子は広報か人事に配属してる。まあ、中身ももちろん必要なのだけど。
といった感じのことを話しました。人によってアドバイス内容がぜんぜん違うので、結局はひとりひとりのやりたいことや行きたい会社を聞いて、マッチングしそうなところを紹介して、と、占い師みたいな結婚紹介所みたいなことになるのですが、参考にできそうな部分は参考にしてもらえればと思います。
6,7あたりは普遍的な内容じゃないかなと思います。
頑張ってください。