昨日、VALUに関する記事を書いたところ、予想外に「VALUって何?」という質問を多く受けましたので、このVALUという新しいウェブサービスについての説明を書いてみたいと思います。
超わかりやすくするために、マンガ形式にしてみました。
もし、同人作家がVALUを使ったら?
つまり、VALUとは、「目に見えない個人の権利を売り買いするもの」です。
これを使って、「資金を得て何かをやりたい人」が資金を調達することが出来ます。これまでは株式会社などの法人が株式発行などでやっていたことが、個人レベルで出来る、ということです。
実際、「100VA売り出そう!」っていうのは株式公開(IPO)ととてもよく似ています。「800円」とは、株式公開でいうところの「公募価格」ですし、「2,000円」は「初値」に相当します。
これまで、株式を上場するためには、しっかりとした実績と厳格な審査が必要でした。それを経ること無く、「個人がいきなり株式公開できてしまう!」というので、みんな騒いでいるわけです。
目に見えない権利ですが、そこには責任が発生します。人生、何が起こるかわかりません。急な事情の変化や、心のインフルエンザになることもあります。下手な約束をして信用を失わないよう、くれぐれもご注意下さい。
僕の説明は簡略化のためにいろいろ端折っていますが、興味のあるかたはMarketHackさんが、詳しい説明を書いていらっしゃるので、そちらもぜひ読んでみて下さい。
VALUとは? VALUは証券会社? それとも取引所? - Market Hack
VALUの使いみちってどんなの?
さて、そんなVALUですが、どんな使いみちがあるでしょうか?ちょっと具体的に考えてみました。
一番思いつきやすいのが、やはりクリエイターでしょう。創作活動に集中するための資金を調達することができます。優待はイベントへの優先案内だったり、VALUを持っている人専用のサイトを用意したりなど、いろいろ考えられるでしょう。
ボランティアや社会貢献にも向いていると思います。値動きはあまり期待できないかもしれませんが、資金の調達という意味では手軽に利用できます。(VALUで儲かった人から、ビットコインを換金することなく資金が吸収できます。)
「特技とか何も無いけど、現金が必要!」という人なら、優待にクオカードとかを使って配当っぽくしたり、金券類を使わずとも、「×月×日にx,xxx円で買い戻します!」と宣言することで、会社で言うところの「社債」のような使い方もできるでしょう。(ただし、こういった利用方法が規約上できるかどうかは未確認です。)※追記 金銭の絡む優待設定は規約上禁止されているそうです。
一番目玉になると思っているのはこれです。リターンや締切も設定しやすそうですし、「これからこの子が人気になりそうだ!」という子に早くから目をつけてVALUを確保しておいて、人気になったらキャピタルゲインを得たり、大VALU主として長期ホールドして握手会などで関係を築いたり、引退や結婚で急落したり、と、いろんなドラマが起きそうです。
と、以上、VALUについて説明をしてみました。仕組みについてだいたい分かって頂けたかと思います。ビットコインとか、税金とか、そういうことについては他の記事も参考にしてみて下さい。
ちなみに、僕の「特典」は、「お好きなお題でブログの記事を書きます」というものです。たまに売り出すので、よかったらウォッチリストに入れてみて下さい。
Rick08 | VALU http://valu.is/rick08/