それ、僕が図解します。

世の中のビジネスモデルやいろんなものの複雑な仕組みを、できるだけわかりやすく説明してみたいと思います。主な話題はネットビジネス、不動産、オタクネタ、時事ネタなど。中途半端な説明や、図を使ってないものもあるかもしれませんが、温かい気持ちでお許しください。

格安SIMの選び方についてまとめてみました

 今年1年で格安SIM(MVNO)サービスを提供する事業者が急速に増えました。沢山あるので、ちょっとまとめてみました。

分類するとこうなる

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 通話もネットもなんでもできる、「普通のスマホ」が「フルサービス型」、通話は出来てSMSもできるのを「タブレット型」、データ通信のみのものを「ルーター型」、通話料金が安いものを「割安通話型」としてみました。

 それぞれの特徴を見ていきたいと思います。

 

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 普通の携帯電話キャリアと同じサービスを提供しているのが、このフルサービス型です。最近出てきた格安SIMの多くがこれにあたります。

 実際には、NTTドコモやauの無線網を借りて営業しています。現在のところ、NTTドコモの無線網を利用している事業者が多いです。MNPも対応しています。同じ無線網を使っている事業者に乗り換える場合、利用エリアに全く差がないので、スムーズに乗り換えできます。

 

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 タブレットやPCの通信に使うための「データ専用」プランです。フルサービス型を提供しているところも、たいていこのプランを提供しています。解約違約金がない事業者もあり、気軽に契約することが出来ます。

 

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 以前の格安SIMの中心だったのがこの「割安に通話ができる」というSIMカードです。

私は何を選べばいいの?

 色々有ることはわかるものの、選択肢が多すぎて絞るのが難しいです。そこで、利用シーンに応じたパターンを作ってみました。

 

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 1台持ちで、基本料金などを安くしたい場合、フルサービス型に乗り換えるのがオススメです。ただし、MVNOの場合、「カケホーダイ」や「カケホとデジラ」のようなかけ放題プランは用意されていないことが殆どなので、通話が多い方は注意が必要です。

 

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 このパターンで悩ましいのは「スマホのフルサービス1枚にして、タブレットはテザリングで使うのと、SIM2枚とどっちがいいか」です。しかし、テザリングは接続する手間が必要です。(最近はだいぶ楽になりましたが。)タブレット型のSIMの場合、解約違約金が発生しないことが多いので、とりあえず契約してしまい、利用状況によって都度見直すのが便利でいいかと思います。フルサービスでSIM複数、ということも出来ます。

 

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 通話メインで、アプリやブラウザにスマホを使いたい、という場合、あえてフルサービスにせず、割安通話型でフィーチャーフォンを使い、スマートフォンはタブレット型で運用する。という手が使えます。NTTドコモやauなどのレガシーキャリアのカケホーダイと比べて、この2台持ちが安いかどうかは条件によっても変わります。一つの参考として。

 

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 ガジェットマニアの方はSIMもきっと自分で探すと思いますが、低価格で自由度の高い運用としてはこれかなあ、と。

PHSはどうするんだ

 Yモバイルが提供しているPHSサービスは高音質ですし、「スーパー誰とでも定額」なら税込み月額3,111円でかけ放題です。しかし、今のPHSは3年間の縛りがあります。縛りのないプランもありますが、高いです。36ヶ月は長過ぎるので、僕は格安SIMと認めていません。

それぞれのタイプでどの事業者を選べばいいのか?

 特にフルサービスは、各社いろんな特典をつけています。最低契約期間も4ヶ月から12ヶ月とまちまちです。タイプ別のあたりを付けたら、対応事業者の提供しているプランをよく見て、比べるのがいいかと思います。

キャリア フルサービス タブレット・ルータ 割安通話
b-mobile SIM
イオンモバイル
biglobe
DMM mobile
freetel
hi-ho
IIJmio
mineo
OCN
So-net
U-mobile
UQmobile
ぷららモバイル
楽天モバイル
BB.exciteモバイル
nifty
ServersMan SIM
WIRELESS GATE

  全部みたところ、新しい事業者の方が安い戦略的にプランを設定しています。U-mobileやDMMは、うまく使うとかなり月々のコストを安くできそうですね。