それ、僕が図解します。

世の中のビジネスモデルやいろんなものの複雑な仕組みを、できるだけわかりやすく説明してみたいと思います。主な話題はネットビジネス、不動産、オタクネタ、時事ネタなど。中途半端な説明や、図を使ってないものもあるかもしれませんが、温かい気持ちでお許しください。

日曜大工でベビーフェンスを自作しました。

長男が1歳になり自由に歩き回るようになったのは嬉しいのですが、台所などは危ないから入ってきてほしくないもの。キッチン形状の都合上、市販品でよくある「左右突っ張り棒」タイプのベビーゲートは使えません。なければ作ってしまえ、ということで、自作しました。

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1. 材料

ホームセンターで2メートル298円の木材2本と、1枚10円のベニヤの端材を購入。それぞれのサイズに切ってもらいました。これを100番の耐水ペーパーで磨きます。下地処理といってもそれぐらい。(左上の黒いやつがペーパー)

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2. オイルステインを塗ります。

オイルステインは木材内部に浸透して、材質を保護します。サッと塗って、ウェスで余分な塗料を拭き取るのがポイントです。液ダレや色ムラがなく、均一に仕上がります。
(和信ペイント 水性ウレタンニス オールナット 130ml )f:id:rick08:20131014103133j:plain

 

3. オイルステインを2度塗りします。

下の写真はまだ1度塗りの状態。木目によって染み込みやすいところとそうでないところがあるので、ムラが出ているのがわかります。この状態で一旦乾かします。2時間ぐらい乾かした後、もう一度塗ります。それを何度か繰り返して好みの色に近づけていきます。濃い色にしたい場合、たっぷり塗るのではなく、薄くサッと塗って、乾かして、また薄く塗って、と層を重ねていくことで、ムラなく、欲しい色に近づけられます。僕は木目を出しつつ、深い色にしたかったので、あえて黒っぽい塗料を選びました。

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4. ニスを塗ります。

水性ウレタンニスというのが、表面を保護してくれる力が強いので、家具など実用品のニス塗りにはオススメ。ここでも色つきのニスを選んで、深みを出すことにしました。何しろ、1本298円の木材なので、ちょっとでも仕上がりを良く見せるには塗りが肝心です。
(和信ペイント 水性ウレタンニス オールナット 130ml )

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5. ニスの2度塗り

ニスも2度塗りします。1度塗った後、よく乾燥させてから、耐水400番のペーパーで磨き、それから仕上げ塗りすると、驚くほど表面がツルツルになります。木目が残りつつ光沢がでているのがよくわかると思います。ペーパーで磨くときは、「前に塗ったニスの6割ぐらいを落とすつもり」で磨くといいようです。

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6.組み立て

塗りが終わると、あとは組み立てるだけです。今回は簡単な四角の枠を作るだけ。四角を作る方法はいろいろありますが、シンプルに四隅に三角形の板を角に打ち付けて固定しています。いわゆるラーメン(額縁)構造。結構な強度でびっくりしました。これなら子供が全体重をかけても壊れなさそう。

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7.取り付け

中にネットを張って、キッチンの入口に取り付けました。フェンスをそのまま横に引っ張ると、ハンドルに巻いてあるコルクシートがシンクの縁に引っかかって開かない仕組みです。開けるためには少し持ち上げる必要があります。家具の色とも調和していますし、シンクにキズがつくことも無さそうで、とりあえずは良さげです。ちなみに、通常の突っ張り棒方式にしてしまうと、シンク下の引き出しが開けられなくなって不便なのです。

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8.まとめ

以上で完成です。費用は材料費、塗料、ハケなどなど全部で5,000円程。塗りの作業は1回は30分ぐらいなのですが、乾燥待ちが必要です。夜塗って、朝まで放置。朝また塗って、夕方まで放置、みたいな感じで繰り返しました。作業自体は全部で7-8時間といったところですが、トータルすると足掛け3日ぐらい。作業時間の8割は「塗り」の作業でした。子供がフェンスの開け方を覚えるようになったら、もうちょっと複雑なロック機構を考えたいと思います。

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