今年の立秋は8月7日で、暦の上では、今日から秋になります。まだお盆も来てないのに秋といいうのは気が早い気もしますが、夜風はちょっと秋っぽい感じにもなってきました。ここからどんどん夜の時間が長くなっていきます。
芸術の秋ということで、アートイベントとかどうでしょうか。
光と音楽とインタラクティブと
今年の1月に大阪であったイベントが、いま、東京でやっています。今回は「未来の遊園地もセットです。
大阪で行ったときはこんな感じ。
大阪では昼に行ったのですが、「夜のほうがもっとすごいよ」と聞いていたので、今回は夜の公演にお邪魔しました。
どんな感じかというととりあえずこのムービーをご覧ください。
光と音楽のイベント、ということで、「クラブ」みたいな、パリピがウェイウェイみたいな空間を思い浮かべるかもしれませんが、全然違います。EDMがガンガン流れて、ちょっと顎の角度が上向いた女の子が踊り狂ってるようなクラブみたいな空間だったら僕は行きません。
これは、光を使ったアート作品です。
広い空間の壁と天井にこんな感じの光を出すやつが268個ついています(数えた)。
これが、音やボールに連動し、人の動きに反応して、動きまくります。
単にビームを出して動かすだけだと難しいこともなんでもないのですが、268個もの光源を、時にはランダムに、時には緻密に、時にはものすごい速さで、色を変えながら動かすのは、ものすごい手間がかかります。相変わらず、シンプルなことを常人には到底出来ないレベルで積み重ねて、アート作品として作り上げています。
ボールが飛び回って、それに光があたる、というシーンがあるのですが、ちゃんとボールの光とビームの色が揃ってます。細かい。
僕的には、これを光の帯で表現してたのがすごい感動しました。
この作品を無形の光線だけでどうやってで表現するのか。考えるだけでめんどくさいのを実際に造ってしまっています。
他にもいろんな演出があって、それはそれは面白かったのですが、ネタバレになりそうなのでやめときます。
おっさんが独りで行っても楽しかったですが、できれば、友達と行ったほうがいいですね。外国人率高かったです。あとカップルと浴衣。なるべく軽装で、動きやすい格好で行ったほうが楽しめると思います。
渋谷・ヒカリエでの公演は2017年9月10日まで。ぜひご自身で体験してみてください。