僕が買った不動産物件は築22年の古い木造物件です。当然、年数なりに古くなっているわけですが、床下の通気は良く、構造はちゃんとしています。内装さえ綺麗にすれば、それなりの見た目になると思いました。今回、DIYで直したところを具体的に記載したいと思います。
(物件の状況はこちらの記事で アパート一棟買いました。 )
◯ テレビのアンテナ口
僕はなんとも思ってなかったのですが、不動産屋さんから換えたほうがいいと言われて換えました。確かに左側のやつは、女性にとってはテレビを接続出来るのか不安になるかもしれないですね。
◯ 電気のスイッチ
直接手が触れるところが新しいと、設備まで新しい気がします。目につく高さにあるので、効果も高いです。スイッチそのものはホームセンターで500−600円ぐらいで売ってるので、おすすめ。#電気工事士の資格がいるので、ここだけ友達にやってもらいました。
◯ 玄関のクッションフロア
入居希望者の方が最初に目にするのは、当然、玄関。なので、玄関には結構気を使っていろいろ工夫しました。コンクリートむき出しでも、玄関としては全く問題ないのですが、クッションフロアを敷くことで、「ちゃんとした家」っぽく見えます。
玄関には、他にも、ちょっとしたフックとか人感センサーライトを付けました。IKEAの人感センサーライトがめちゃくちゃ安かった(確か1個100円ぐらい)のです。自分が部屋に入った時にパッと点灯したら、「あっ」と思いますよね。
◯ アクセントクロスを貼ってみた。
洋室の一番奥の壁だけ、壁紙を剥がして、濃い目のブラウンのクロスに張り替えました。写真は貼っている途中。一面だけを貼ることで、部屋にメリハリがつくので「アクセントクロス」と呼ばれます。壁1つを張り替えるのに、2人がかりで2時間ちょっとぐらい。壁紙なんて貼ったこと無いので、どのぐらい大変かなあと思ったのですが、今回、大家さん仲間でDIYの先輩の方に指導してもらいながらやったので、思ったより簡単に終わりました。自分でやれば、壁紙は数千円程度。これも効果高いです!
◯ インテリアを仮置きしてみた。
アクセントクロスを貼った洋室に、家具を仮置きしてみました。こうやって見比べると、アクセントクロスがあることで、キリッとした印象になっているのがわかると思います。やり過ぎにならず、適度なところで抑えられたかと思っています。家具の仕入れはもちろんIKEAから。写真に写っているもの、全部合わせても5,000円しません。さすがIKEA!
部屋に家具を置くことで、次のような効果を狙っています。
・実際に部屋に住むイメージが湧く。
・小さめの家具をゆっりたりめに置くことで、部屋を広く見せる。
(逆に何もないと、部屋は狭く見えます)
・修繕できない経年劣化の部分から気を反らせ、きれいなところに目を引かせる
(入居者の方は減点法で部屋をチェックしがち。工夫で加点を作る)
◯ まとめ
今回、DIYするにあたって、最小限の投資・工事で最大の効果を出すために、一番工夫したのは「部屋づくりの方向性をしっかりと固める」ということです。
何しろ、片道2時間かかります。毎回カーシェアで車を借りて行くので、交通費もバカになりません。そもそも、かなり抑えた賃料設定の部屋なので、そんなに投資出来ません。
限られた資源を有効活用するために、「こういう部屋にしたい」というのをしっかりと考えました。
今回は、「40−50代の方が、落ち着いて過ごせる空間を作る」ことをテーマにしました。静かな環境なのですが、若い人が入りやすい立地ではありません。かと言って、老後というより、まだまだ現役の世代の方に入居して頂き、長く住んで頂ける部屋にしたいと思いました。
床のクッションフロアが濃い目の木目だったので、それに合わせて、アクセントクロスもブラウンにしました。落ち着く色ならモスグリーンやクリーム色もいいのですが、どちらかというと若い人向けかもしれません。
清潔感を意識して、スイッチやトイレットペーパーホルダーなどは新品に交換。今回、お風呂も追い焚き付きの新品に交換し、エアコンも1台新品を入れました。
そして、実際に生活して気持ち良い空間だな、という想像をしてもらうために、日当たりのいいところにリビングの家具を置くことにした、という感じです。
と、いろいろ手を入れてみたのがまだ先週の話。早く入居が決まるといいなあ。