はじめに、このブログは私の個人的見解に基づくものであり、NISAに関する法的、取引制度的に正しい説明をしているわけではありません。また特定の金融機関・金融商品の勧誘をするものでもありません。文中に出てくる金融機関・金融商品と取引関係はありません。また、筆者は金融商品、投資に関して特別な教育を受けた専門家ではありませんので正確性は保証しません。投資は自己責任でお願いします。
前回述べたとおり、開設することそのものにあまり前向きになれないのですが、いま、いくつかの会社がNISAの口座を開設するだけで、お金がもらえる、などのキャンペーンをやっています。幾つか調べてみました。キャンペーンはブログのアップ日現在のものなので、変更になる場合があります。
三大証券会社
野村證券
NISA口座開設で現金2,000円プレゼント(2014/5/31まで)。さらにファンドるいとう契約でキャッシュバックなどがありますが、この商品は購入時に手数料がかかるのと、値下がりリスクもあるので、判断が必要。ピュアにもらえるのは2,000円です。
http://www.nomura.co.jp/nisa/index.html
大和証券
NISA口座開設で現金2,000円プレゼント(2014/3/31まで)。更に円定期預金の金利優遇があります。上限100万円3ヶ月で金利が税引き後1.593%なので、3,983円(概算)がもらえます(2013/12/30まで)。合計約6,000円ですね。
http://www.daiwa.jp/service/isa/campaign_nisa.html
日興証券
NISA口座開設で現金2,000円プレゼント(2014/3/31まで)。金額/株式指定取引のスプレッド0%、公募株式投資信託の購入時手数料0円など、開設後の手数料割引が有るのが他の2社との違いですね。取引しない場合は関係ないですが。
http://www.smbcnikko.co.jp/nisa/campaign/index.html
メガバンク
三菱東京UFJ銀行
NISA口座開設で現金500円プレゼント(2013/12/30まで)。その後、取引したらさらに1,500円くれるようですが、取引しなければ500円のみ。
http://www.bk.mufg.jp/isa/your/campaign.html
三井住友銀行
NISA口座開設で2,000円プレゼント(2013/12/30まで)。
http://www.smbc.co.jp/kojin/toushin/nisa/tokushu/project.html
みずほ銀行
NISA口座開設で現金1,000円プレゼント(2013/12/30まで)。
http://www.mizuhobank.co.jp/campaign/pdf/mizuho_nisa.pdf
おもなネット証券
楽天証券
投資信託買い付け代金1,000円プレゼント(2013/12/30まで)。対象銘柄投の買い付けのみに使えるお金で、事実上のキャッシュバック。取引しない場合は0円。楽天スーパーポイントが最大15,000ポイントというキャンペーンもあります。こちらはもれなく貰える部分は最大10,000ポイントなのですが、それをもらうためには最大1,000万円分の買い付けが必要。NISAの枠を超えてるので、これは既存の楽天証券の口座を持っている投資家の人向けのキャンペーンか?キャンペーンページの人生ゲーム風のマンガが面白いです。突っ込みたいけどやめときます。
https://www.rakuten-sec.co.jp/nisa/fund_present_list.html
カブドットコム証券
NISA口座開設で500円プレゼント(2014年3月31日まで)。手数料の無料化や割引などもある模様。
http://kabu.com/info/nisa/campaign.asp
SBI証券
現金プレゼント0円。総勢22,030名様に当たるプレゼントキャンペーンをやってるんですが、22,030って「NISA」の語呂なんでしょうか?(読めないけど。)
マネックス証券
現金プレゼント0円。投資信託の購入手数料0円。「ブラックジャックによろしく」の二次創作が面白いです。あと、証券会社のページのなかでは、NISAの説明が一番まともだと感じました。
https://www.monex.co.jp/Etc/00000000/guest/G800/isa/about.htm
松井証券
現金プレゼント0円。NISA口座での取引手数料はすべて0円。
http://www.matsui.co.jp/event/nisa/index.html
ネット証券は多すぎるので広告が目に入ったものだけ選びました。ところで、上記は、「開設するだけ」でもらえる金額です。実際に取引をするとなると、当然手数料がかかります。この手数料は証券会社によって全然異なります。見た目の現金プレゼントの金額が大きくても、取引時の手数料を考えたら結局同じだった。あるいは2年目以降は不利になる、ということは十分に考えられます。NISA口座を開設して取引をしようと思っている人は、必ず、その後の取引手数料まで考えた上でプラスマイナスを考えてください。
その取引手数料ですが、どんな商品を買うのかによって異なってきます。次回は、NISA口座を作ったらどんな商品を買うのかがいいのかを考えたいと思います。