BD-1という自転車
スポーティーな折りたたみ自転車、という新しいジャンルを切り開いた名車として有名です。wikipedia に項目があるぐらいです。世界的にはr&m Birdy と呼ばれています。独特の形状のフロントサスペンションが折りたたみ機構を可能にしています。その2000年モデルに僕は乗っています。もう13年も経っており、さすがにいろいろとガタが来ていました。ツール・ド・東北に出るのをきっかけにいろいろとパーツの入れ替えを行いました。
手を入れた箇所一覧
フレームとサスペンションアーム以外、全部交換になっています。
1. タイヤ&ホイール
タイヤはシュワルベ MARATHON PLUS 18×1.35。チューブはIRC。ホイールはALEX ACLASS FOLEX 18インチ ホワイトです。
2. スプロケカセット
SHIMANO DEORE 11-32T です。純正に比べて、ギヤ比の幅が少し狭くなり、枚数が8枚から10枚に増えたので、ギヤの選択が格段によくなりました。純正はポタリングにはいいですが、長距離はちょっとしんどいですね。
3. ディレーラー
SHIMANO ZEE フリーライド用 10SPEED。ものすごくサクサク決まります。見た目もかっこいいし、超オススメ。
4. チェーン
SHIMANO Dyna-sys 10速。長さはギリギリ足りました。ミッシングリンクも付けてます。
5. ブレーキ
SHIMANO LX。BD-1はVブレーキです。セッティングの関係上、リア用を2つ買う必要が有ります。
6. チェーンリング
BAZOOKA 60T。インナーは飾りです。偉い人にはわからんのです。(シフターつけてないのでほんとに使えない)
7. クランク&ペダル
クランクは貰い物。ロード用のトリプルのものなので、BBに左右1枚づつ1mmのスペーサーをかましています。ペダルは普通の靴で乗るときは表側。ビンディング付きで乗るときは裏側を使います。MTB用のビンディングです。
8. BB
SHIMANO Ultegraです!超いい!!BBなんて変わらないと思ってましたが、外してみてびっくり。13年使ったものはボロボロで、手で回すとジャリジャリ音がしました。新しいのは漕ぎ出しから全然違います。クルックル回ります。銀色の細いのがスペーサー。
9. フロントサスペンションのバネ
サイクルショップSHIBUYAのスーパーハードスプリング。純正比200%増しは伊達ではありません。これも漕ぎ出しから全然違います。路面情報もよく伝わるようになりました。ハードにしてサスペンション・アームが折れる、というのは聞いたことないとのことで購入。
10. ブレーキレバー&シフター
ブレーキレバーはSHIMANO DEORE。シフターはSHIMANO ZEEです。フレームは赤、追加パーツは黒にしたので全体に締まりました。ワンポイントがホイールの白です。
以下、アクセサリー系。
11. 車輪付きリアキャリア
折りたたんだ時に、ちょうどこの車輪が下側に回ってきます。それで運びやすくなる、という仕組みなのですが、あんまりうまいこと使えません。ボトルケージもコッチ向きだとフレームにあたって、使えません。この部分は要検討。リアサスペンションのエラストマーも純正のままです。これもハードにする予定。
12. グリップエンドバー
ピンぼけですが、ハンドルの端っこのバーです。長距離や登り坂で威力を発揮します。
13. スマホステー
これにスマホを付けてナビ代わりに使います。割と便利。右側のライトは100円均一で買ったものです。
と、いう感じです。結局、回転系は全部手を入れました。実際にはいっぺんには変えず、ちょっとづつ交換して効果を確認しながらやりました。回る所の交換は本当に明らかに変わります。ぐんぐん前に進むようになりました。中古で安いロードバイクを買うことも考えたのですが、13年も乗ってる相棒なので、手を入れて再生することにしました。これからもなるべく長い間乗りたいと思います。