どうも。政治と宗教と野球の話を食卓でもしてしまうことがあるRick08です。消費税の増税時期を先送りする議論が出ていますが(ニュース)、それについて、多くの人がどう思っているのか知りたくて、ネットリサーチで聞いてみました。
まず、来年(2014年)4月から8%に引き上げられることについて、先送りすべきかどうか。サンプル数は100です。
大多数の方が「先延ばしすべき」と答えています。予定通り来年4月から実施すべきという方は4分の1以下にとどまっています。
では、先延ばしにした方がいいと思ってる人が、どのぐらい先延ばししたらいいかというと、その中身はこんな感じ。
時期には関係なく、とにかく経済成長するまでという意見が多かったです。増税は誰にとっても嫌なものですから、可能な限り先延ばししたいというのが本音なのでしょうが、「せめて増税してもいいと思えるような成長の基準があれば納得するよ」ということでしょうか。
以下、代表的な意見を紹介します。
★「先延ばしにすべきでない」という人の主な意見。
- 赤字国債の発行が増えて、結果的に国民にしわ寄せが来る。
- 財源不足で福祉関係に不安がある。
- 先延ばししてよい結果は何もない。
- 結局先延ばしにしても国民に普及される年金などに影響すると思う。
- 国民にかかる国の借金が増え、国外に企業ぐるみで海外へ進出し国内は老人のみの空洞化社会になると思う。
やはりというか、財政や将来のことを心配するなら、早いほうがいいという考えのようです。
★「先延ばしにした方がいい」という人の主な意見
- 来年から実行となると、買い控えが進んでさらにデフレが深刻になる。
- ある程度景気が回復してからなら、自分を含めた中流家庭以下の層もそれなりに納得して消費すると思う。
- アベノミクスが成功し経済成長が期待できる。
- 国の財政状況にとってはマイナスだと思う。
- なんとなくうれしいかんじがして この一年の間に高額なものを買う人がいるかもしれない。
買い控えを心配している人や、まだまだ景気がおぼつかないので、体力がついてから、と思っている人が大部分のようでした。明るい兆しが見えてきたから、もっと明るさを、ということでしょうか。
ちなみに僕は先延ばしにやや懐疑的です。ただ、消費税だけをどうこうすればいいというのではなく、キャピタルゲイン課税とか、法人税率とか、その他、この先日本が資産で食っていけるように、海外との比較を考えた税収のプランを考えて欲しいです。「社会保障で国の財政が危ない」みたいな手当優先の話ではなく、「日本の国はこっちを目指す」という方向性を税金の設定の仕方でも示して欲しいです。
と、言うわけで、アンケートをとってみたらこんな結果でしたが、みなさんはどうですか?
・実施期間 2013年6月28日
・調査 ネットリサーチによるランダムサンプリング100名